なんだかもやもやして眠れない、頭の中は常に考え事ばかり・・・
日々の忙しさ、人間関係、家庭問題、お金、子育て、将来、健康など、
悩みは人それぞれ抱えていると思います。
私もたくさんの悩みを抱える一人です。
今から15年ほど前、線維筋痛症という病気を発症し、すべてが変わるできごとになりました。
同じ悩みで苦しんむ方や前向きで明るい未来を過ごしたい。
そんな方へ、私が変われたきっかけをご紹介しようと思います。
マインドフルネスとは
過去や未来にとらわれることなく、今この瞬間の心に意識を向けるということです。
もっとこうすればよかった、あの時こうなっていれば、先行きの不安など評価をせず、捕らわれない状態で、ただ観ることです。
マインドフルネスの語源
マインドフルネス(mindfulness)の語源は、仏教の経典、古代インド語で使われている、パーリ語の経典用語「sati(サティ)」やサンスクリット語の「smṛti(スムリティ)」とされています。
サンマ・サティは「常に落ちついた心の行動(状態)」を意味しています。
マインドフルネスによって得られる効果
私がマインドフルネスを行って、一番感じた効果は、心が落ち着きメンタルが安定したことです。
3カ月間、毎日マインドフルネス瞑想を行って以下の効果を感じました。
- 集中力増加、仕事のスピードアップ
- 家族との円滑な関係
- 想像力アップ
- ストレス軽減、睡眠効果
- 他者への思いやり、気配り
- コミュニケーション能力向上
特に、身近な家族に対しての影響力はすさまじく、自分の変化が妻や子供にも影響していくのを感じました。
人を変えるには「自分が変わる」と言う言葉を耳にしますが、自分の心が安定し、模範となり、主体的、率先的に行動することにより、周り対して影響が伝わると言う体験を得ることができます。
仕事においても主体的に動くことができ、少しずつ周りに影響が広がるのを感じました。
マインドフルネスを行う上でのポイント
私がおすすめするマインドフルネス瞑想は毎日寝る前10分行うことです。頭の中を空にし、何も考えず、自分のからだ(呼吸、身体の部位の位置、手足の感覚)に意識を向けます。
瞑想後、そのままベッドに入り、余計なことを考えず、呼吸やからだに意識を向けると、いつの間にか眠りに入ることができます。
休みの日は、朝も10分瞑想を行い、外や公園などで日光を浴びながら瞑想を行っています
マインドフルネス瞑想のやり方
自分自身と向き合うため、邪魔されることのない場所を選びましょう。
姿勢をととのえる
- あぐら姿勢をとる(足を重ねてもよい)目を閉じ、リラックスする。
- 頭からお尻まで一本の線で引っ張られているイメージをする。
- 両手は膝の上に置き、上にむける。人差し指と親指をくっつける。
呼吸に意識を向ける
- 鼻呼吸「鼻から吸って鼻から出す」「鼻から流れる呼吸を感じる」
- 雑念がわいたら1セット。雑念は否定せず、そのまま目の前にある、ただの出来事として受け入れましょう。そこで「あ、今こんなっことを考えている」と気づき、受け入れ、そしてまた呼吸に意識を向けます。
マインドフルネスはトレーニングを積むことによって、より洗練され研ぎ澄まされていきます。毎日継続することで少しずつ訓練し、メンタルの安定と充実した日常生活を手に入れましょう。
コメント